2024年に生誕120年、没後50年となるのを記念して、風景
表現を一貫して追求した日本画家、奥村厚一(おくむら・
こういち1904~1974)展が開催されました。
京都市京セラ美術館 地下1階が入口
写真撮影OK
小下絵
作家が作品の構図を考える際に、まず小さい画面で構図を
検討してから、完成時と同じ大きさに写して細部の構成を
固め、本画の制作へと取りかかるそうです
完成品 白緑の白樺 昭和30年代頃
小下絵
完成品 黒潮 昭和28年
初冬晴日 昭和21年
収穫の終わったリンゴの木と牛と空にぽっかり
浮かんだ雲、のどかでいいですね
林道 昭和17年
遠くに行くほど道が狭くなり引き込まれる。
木々の後ろに満月がてらしている。
樹海 昭和32年
ごつごつと大胆に描かれている樹海、後ろの太陽が目立つ
雪の道 昭和40年代後半頃
道に足跡が描かれてるのがいいですね