フランスのガラス工芸家エミール・ガレ(1846-1904)の展覧会を
見に行って来ました。没後120年になります。
植物学者でもあったガレは自然観察、植物学、生物学の知識を
活かし、花々や昆虫などの生き物をモチーフに、自然美と生命
の輝きをガラス工芸で表現しました。
鷹に雪持松文花器 1900年頃
ジャポニスム(日本趣味)にも大きな影響を受け鷹や松
など日本らしいモチーフをデザインに取り入れてます
飛蝗文双耳花器
1870-1880年代
大きい蝗(イナゴ)います!取っ手2つが蛇の様です
貝と水草文栓付瓶 1889年頃
貝や水草が描かれてます
プラム文花器
1925年-1931年
百合文六角花器
1900-1904年
ユリの花が大きく立体的に付いてます、実物の色もっと綺麗です
蔓日々草文花器
1918-1931年
ダリア文テーブルウェア
1898年頃
チェリー文スフレ・ランプ
1918-1931年
カラー文スフレ花器
1918-1931年頃
スフレ技法が用いられ、文様が立体的に表現されている
紫陽花文ランプ
1904-1906年
山水風景文花器
1918-1931年
ガレの美しいガラス工芸品がキャンバスと
して花々や昆虫や鳥等が描かれているよう
に見えました。とても美しく、生命の輝き
が感じられ、楽しいひと時でした。