一階入口展示室に角屋蔵「岸駒(がんく)と岸派(きしは)展」が開催(7/18(水)迄)
されてました。よかったです、岸駒の迫真な虎の絵に心引きつけられました。
二階、緞子の間、みすの間、扇の間、草花の間、馬の間、青貝の間、桧垣の間と
案内してもらいました。
江戸時代そのままの部屋はロウソクで天井や柱が真っ黒でした。桧垣の間には
与謝蕪村直筆の襖絵がありました。どの部屋も繊細な技術が施され、素晴らし
かったですし歴史の宝庫でした。
角屋もてなしの文化美術館
角屋は江戸期の饗宴・もてなし文化の場であり、一階に台所があり二階に客を揚げて
もてなす揚屋建築で、昭和27年に国の重要文化財に指定されました。
一階大座敷松の間 庭に臥龍松があることから「松の間」といいます。
「金桐に鳳凰図」 幕末の絵師岸連山筆
台所
建物そのものが美術館ですし、その中にある絵画や襖絵、障子の桟、衝立、釘隠し、襖の取っ手等素晴らしかったです。この歴史ある角屋を大切にして、次世代にも残していきたいものです。